メモアプリ 【Boost Note】がクラウド化 使い方紹介

メモや、ちょっとしたコードのストックに便利な「Boost Note」を紹介します。
Boost Noteは簡単に言うと「メモやスニペットをストックするアプリ」です。簡単なコードや、忘れたくないメモなどを書き記し、使いたいときにすぐ呼び出すことができます。
また、データをDropboxに置くことで端末同期が可能など、とても使い勝手が良く、よく使うアプリのひとつです。
そのアプリが2019年12月にリニューアルしました。
さっそく、使用方法や使い勝手などを見てみたいと思います!
↓こちらのメモアプリもおすすめです!(2020年4月1日追記)
目次
新Boost Noteの変更点
【新Boost Noteの変更点】
- 名前が”Boostnote”から”Boost Note”に変わった
- ブラウザ版リニューアル
- デスクトップアプリ(Windows, Linux and macOS)リニューアル
- モバイルアプリ(iOS and Android)は年末頃にリリース予定
- クラウド同期で全てのデバイスで同期可能
- チーム版を来年春にリリース
“Boostnote”から”Boost Note”に
これまで「Boostnote」という名称だったのですが、リニューアル後は「Boost Note」に変更となりました。
以前の名称「Boostnote」が浸透していたと思ったのですが、なぜ名称を変えたのでしょうか?気になりますね〜
ブランドカラーも以前の若々しいグリーンから、少し渋めの濃いグリーンに変更となりました。

クラウド同期で全てのデバイスで同期可能に
これまではデスクトップ版アプリのみリリース。同期はDropboxにストレージ(データベース)を置くことで実現していました。(これでも必要十分でしたが)
それが今回のリニューアルでクラウドへと移行されました。(ローカル保存も選択可能です)
クラウドの容量はプランによって異なります。
機能 | BASIC | PREMIUM |
---|---|---|
ウェブアプリ | 〇 | 〇 |
デスクトップアプリ (Mac/Windows/Linux) | 〇 | 〇 |
モバイルアプリ (iOS/Android) | 〇 | 〇 |
デバイス間のデータ同期 | 〇 | 〇 |
ローカルストレージ | 無限 | 無限 |
クラウドスレージ | 100MB | 2GB |
料金 | $0/月 | $3/月 |
両プランの違いは容量のみ、その他は同じという構成です。
モバイルアプリのリリース予定
これは嬉しい!
スマホからBoostnoteを確認したい場面って結構あるんですよね。
端末間同期はこれで完璧ですね。
新Boost Noteを使ってみる
ストレージ作成にはサインインが必要
デスクトップ版アプリ、またはブラウザアプリを起動します。
1.新しくストレージを作成しようとするとサインインを要求されます。(ローカルでデータベースを使用する場合はサインインの必要はありません)

2.ログイン方法をGithubまたはメールアドレスから選びます。

新しいストレージを作成する
ストレージとはメモをためておく本棚のようなものです。
Storage ├folder01 ├folder02 ├folder03 ├folder04
このようにストレージの中にはフォルダを作成することができます。
1.左カラム「Storage」右側の「+」を押す

2.ストレージ名を入力し「ストレージ作成」

ストレージ内にフォルダを作成する
1.「ストレージ名」横の「+」を押す

2.ダイアログが開くのでフォルダ名及びディレクトリを入力

3.新しいフォルダが作成されました

ノートを作成する
旧Boostnoteからノートの保存形式がすこし変わりました。
以前は「コードベースのスニペット」と、「markdownなどテキスト形式」の2タイプありましたが、どうやらそれが1つにまとまったようです。
使い勝手はこれから使ってみないとなんともですが、そんなに困らないのではないでしょうか。
逆にシンプルになったので良い気もします。
1.鉛筆マークを押し

2.書き込む

旧Boostnoteからデータをインポートする
設定→Importと開き、csonファイルをアップロードすることで、コピーできます。

ただし、ちょっと不具合があり(私だけ?)、画像が添付されたcsonファイルをアップロードすると、アプリがクラッシュします。
※ブラウザが真っ白になり、操作不能になります。復旧方法は、デスクトップ版アプリから該当フォルダを削除。ブラウザのキャッシュを削除、で行けました。

このあたりはリニューアル直後ということで、すぐに改善されるでしょう。
まとめ
Google Keep、iCloudメモ、Evernoteなどなど、同期できるメモアプリはいくつかありますが、コードスニペットなどの使用を考えると、どうしても使いづらい部分があります。
一方、Boost Noteは「開発者のためのノートアプリ」を目指してできたサービスなので、そういったニーズは満たしていると思います。
また、Markdown形式でかけるので、ブログの下書きなどにも使えそうですね。
以上、新Boost Noteの使い方でした。